今は籍だけいれて結婚式はしないというカップルも多いようですが、人生の一大イベントと位置付けている人も多いことでしょう。特に2、30年以上前の女性だと、綺麗な衣装を着て愛する人と永遠の愛を誓う結婚式は、あこがれている人がほとんどでした。今より男女で読む物語がきっちり分かれていた時代です。幼い日々、何度も読んだおとぎ話のお姫さまのような美しいドレスや白無垢で、自分がヒロインになれる大切な儀式ですから。女性の社会進出が進む過渡期だったとはいえ、まだ女性だという理由で抑圧されることも多い頃です。結婚式くらい女性が主役で、という雰囲気もあったように思います。だからこそゴンドラや数メートルにもなるウェディングケーキなど、派手な演出も好まれたのでしょう。ところが近年は派手な演出が減り、だんだん地味婚に傾いているそうです。バブルはとうにはじけ、不況真っただ中ということもあるでしょうが、それだけが原因でもないように感じます。以前の結婚式は社会に向けて二人の婚姻を明らかにする目的だったのが、今はよりパーソナリティを大切にする時代なのかもしれません。他人に向かってというより自分たちが楽しみ、思い出にするという役割に重きを置くカップルが増えているようです。ですから大きな会場で派手な演出より、本当に美味しいレストランで親しい人だけを招くレストラン婚も増えているのでしょう。派手婚と地味婚、どちらが正しいわけではなく、要は本人たちが満足し周りが納得すればそれでいいのだと思います。
私はいま、主人とまだ小さい子供との三人家族です。毎日子育ては大変だし、主人とけんかをしたりすることもあるけれど今が一番人生の中で幸せかもしれないと思っています。ただ今の主人とは結婚式を挙げていません。今の主人という言い方をなぜしたかというと、私は若いころに一度、結婚をしており結婚式もその人と挙げたことがあるのでまた結婚式をあげて、二回目の結婚式に親戚や友人をまた呼ぶのが気が引けるのです。
独身時代、結婚式の案内状が届くと進んで出席にマークをつけていました。結婚式がダイスキなんです。人の幸せがダイスキな20代を過ごしてきました。たくさんの思い出のあるお友達が、「こんな綺麗な姿、見たことない。」っていうくらい、トビキリ綺麗な姿で登場する結婚式はもう、花嫁より先に泣いてしまいます。「オンナの友情ってなんだろう。」なんて時おり考えてしまうんですが結婚式に出席すると改めて、友情を確かに感じられますね。お色直しを何度もする友人も、たくさんいますよ。統計的にみるとわたしの周りは、寒色系が多いですね。
友人の結婚式にはたくさん出席しました。地元に帰れば、お気に入りの式場があるくらいです。いつも案内状が来るたびに「今度はどこの式場だろう。」と、すごく楽しみにしています。皆さん、ご自身の結婚式にはアイディアがたくさんありそうですね。演出効果もたくさんある今では、行く度に「こんな演出があるんだ。」って、始めて見る演出が数多く存在しています。
これまで数十組の、結婚式へ出席したかもしれません。それでも印象に残っているのは、2組です。わたしの場合、花嫁さんのお色直しが多い結婚式ほど、強烈に印象的です。ウエディングドレスや、お着物は何着見てもため息が出るほど羨ましいものです。それまでいろんな悩みを打ち明けて、一緒に頑張ってきた友人ほどそんな姿に、涙してしまいます。結婚式って、たんに二人の門出を祝うだけでなく、友情の再認識も出来る日です。
結婚式は、招待された側からみると、滞りなく進んでいるように見えても、けっこう裏ではバタバタな状態になっていたりするものです。私も数年前に結婚式をしましたが、華やかな結婚式や披露宴の裏で、いろんなことを経験しました。例えば、新婦のお色直し。招待客には、かなり優雅に退場して登場するように見えていますが、披露宴会場を退場してからは、これはファッションショーや舞台の裏側か、と思うような忙しさだったりするのです。「着替えのため、いったん失礼させていただきます。